そろそろ秋も終盤になって来ました。通勤の行き帰りに時々通る公園には桜の木があるのですが、紅葉して葉っぱが落ちてくるようになりました。
まだ始まったばかりで、緑と赤がまだらです。別にもっと真っ赤に色づく木があり、変化が激しくなってきました。別の通りにはイチョウの並木があり、そちらは黄色がどんどんと濃くなってきます。
落葉はすでにあり、通路に枯れ葉の絨毯となって広がっています。もう少し経つともっと分厚くなり、歩くとジャカジャカと、蹴ると頭の上まで飛び散るようになります。
今朝は朝焼けが見事でした。雲と空を染めるオレンジが東の空に広がると、その美しさにはっとします。空を見渡せば、東から西に光と闇が共存しています。言って見れば「夜でもない、昼でもない」世界を感じながら、通勤する時期です。
この季節はまたどんどん変化していく季節でもあります。次第に昼の世界は姿を消し、「夜の世界」が支配する中にわずかに始まりを感じられるだけになってしまいます。でもそれも長くは続きません。しばらくすると光の再生が始まり、逆の変化を毎日感じるようになります。
そんな世界をこれから味わいながら過ごしましょう。もちろん防寒対策はしっかりとしてね。
