でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

活断層マップ

今朝の新聞に、岐阜県が「活断層マップを作った」という記事が載っていた。今までは広域の粗い地図に書いていたが、25000分の1の地図に置き換え、かつ新たな調査で判明した分を付け加えたのだという。

しかもウェブから閲覧できるというので、岐阜県のサイトからアクセスしてみた http://www.pref.gifu.lg.jp/bosai-bohan/bosai/shizensaigai/shinsai/katsudanso.html 。公開されたばかりなので、岐阜県のサイトの「お知らせ」みたいな所に載っているのかと思ったら載っていない。探すのに手間取ったので、そこの所はもう少し改善していただきたい。

まあとにかく、地図を見てみた。詳細に載っているということは、逆に言えば広範囲の所を見るには手間取る、ということなのだが、それは仕方がない。反応はちょっと鈍いが、いわゆる地図サイトと同じアクセスなので慣れれば問題ない。でも断層情報は一番細かい25000分の1の地図にしか載っていないので、広域を見ている時は情報をつかめないのはちょっと何とかして欲しい。

ま、色々文句はあるが、とりあえず私の住む岐阜市加納地区には活断層が無いことが分かった。それだけではなく、岐阜市中心部には全然なくて、一番近い断層は千鳥橋付近に来ているものだけである。

ただ、それで安心してはいけないのだろう。濃尾平野中西部は広く木曽三川下流地域となっていて、分厚い堆積地の上に乗っている。断層があったとしても、覆われて見えなくなっているかもしれないからだ。それに「近くない」と言っても、遠方の根尾谷断層が引き起こした濃尾地震岐阜市でも大きな被害が出ていたと思う。

もっとも、活断層の活動周期と比べれば、プレート型地震の周期の方がずっと短い。いわゆる東海・東南海・南海地震などがそれで、「30年以内には起こる可能性が高い」と言われている。心配すべきはそっちだろう。岐阜市の震度予想は5〜6ぐらいなので、直下型よりは被害は少ないかもしれないが、タンスの上からものが落ちてそれで頭を打って死んでしまい「岐阜市では死者一名」って報道されたとすればみっともないことこの上ない。

すでに震災対策はそれなりにやっているが、時々メンテしないとね・・・。