先日、ブロックを通過するスパムが増えた、という記事を書いた。http://d.hatena.ne.jp/assoman/20101012/1286890866 相変わらず通過してくるスパムが日に数件、と多い状態だ。
ほとんどはタイトルやメール送り先から分かる。特にメール送り先が正しいところかどうかを見るのは、フィッシング詐欺を防ぐためにも大切だ。たとえばある企業のアンケートやお客様連絡メールを装って送られてくる場合でも、送信元メールアドレスのドメインがその企業の物ではないことが多く、それで判断できる（巧妙な物はそこも偽装してくるが）。
と、そんな渦中なのに「デルお客様満足度調査」というメールが送られてきた。自分のＰＣがＤＥＬＬ社のもので、ネット経由で購入したので当然メールアドレスは伝えてある。今年１月に買ったので、おそらくそれについてのアンケートなのだろうと思うが、その送信元アドレスが「dell.com」ではないのだ。
どこか別の調査会社のドメインらしく、メール本文に書かれたアンケートＵＲＬのドメインも同じ調査会社なのだが、「そこの調査会社は信用できるところです」って、私はどうやって調べたらよいのだ？。スパムではないと、ＤＥＬＬはどうやって保証するのだろうか？
ＤＥＬＬはアメリカの企業で、英語圏の国ではフィッシング詐欺など日本よりずっと多いという。それなのにこの無神経さはいったいどういうことなのだろうか？ もしかしたら調査会社はアメリカでは有名なのかもしれないが、知るわけないがや。
ということでほったらかしにしておいたら、再度のお願いメールが来た。んー、やっぱり無神経に思うなぁ。手軽に購入できるし、修理も普通に出来るので気には入っているのだが・・・。
