10月になってから仕事の行き帰りに、長く歩くようにしている。大通りを通ると信号が多いので、避けて裏通りを歩いたりするが、それでも交通量が多い道があり、時には車が通りすぎるまで待たされる。
今日、そんな道路で信号のない横断歩道を渡ろうとしていた。右から車が3台来て、2台は通り過ぎていったが、ちょっと離れていた3台目は、減速して止まってくれた。
こんな時はお辞儀するだけではなく、手を挙げて感謝の挨拶をする。ちょっと大げさなのかもしれないが、受けた親切に対する素直な感謝の気持ちである。止まってもらったこともうれしいし、感謝することが出来たことも嬉しいのだ。
逆に自分が、横断歩道を渡ろうとしている人がいる時に、止まってあげられるだろうか?。それに限らず、人に感謝の喜びを与えることが出来ているだろうか?。
正直、なかなか出来ていないと思う。でも、こんなことが10回あるうちに、1回ぐらいは返せているかもしれない。
キンモクセイの香りに包まれながら、そんな事を考えていました。