でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

半ローテク

母が、対馬壱岐の旅行を計画している。

旅行そのものは、ツアーに参加するので、何の心配もないが、行く前にいろいろと観光地の情報を調べるのをいつもやっている。海外については「地球の歩き方」などが図書館に常備されているので、それを借りてくるが、壱岐対馬については、そのようなまとまった書籍がなかったらしい。

そこで、私に相談が来た。「ちょっと頼みがあるんやけど、壱岐対馬をインターネットで調べて、ちょこっと印刷してもらえんかね?」。

調べてみると、インターネットには確かに色々情報がある。しかし、ウェブでの閲覧には問題がないが、印刷に適した物はなかなか無い。そのまま印刷しても良いが、レイアウトは印刷を全く考慮されていない物になる。

思い出したのは、どこの市町村でもだいたい観光課のような所(ほとんどが商工観光課だと思うが)が、パンフレットを作っていることだ。学生の頃は、それでいろいろと資料を取り寄せたことがある。今でもそういった準備はどこでもしているはずだ。

そう思ってウェブを改めて見ると、壱岐は商工観光課が、対馬観光協会が対応してくれることが分かった。メール宛先やフォームもあるので土曜日に申し込んだ。返事はすぐ来た。壱岐は月曜日、対馬は日曜日にも関わらず返答が来た。

こちらは、ただで送ってもらうのも申し訳ないから、切手を貼った返信用封筒ぐらいは送るつもりでいたが、どちらも費用持ちで送ってくれるという。もちろん遠慮無く申し込んだ。届いた封筒には各種パンフレットがどっさり入っていた。大変役に立ったのは言うまでもない。

申し込みこそメールやネットだったが、郵便(正確にはどちらもクロネコメール便)というローテクでもらえたわけだ。印刷より数段手間が省けた。ネット以外もなかなか捨てた物ではない。