北方にある岐阜農林高校で、今日と明日、岐農祭が開かれている。本当は明日に行く予定だったのだが、加納のふるさと祭りが明日に延期になったので、急遽今日、岐農祭に出かけた。
行ったのは初めてだ。農林高校自体よく知らないが、高校時代に生物部だった私の感性とは合いそうだとは思っていた。でも実際に行ってみると、それ以上に面白かった。
普通高校と違って、専門高校では研究的な教育もある。テーマを元に課題と目標を決め、そのための方法や計画を決め、実施して結果を評価する、という教育に基づいた展示がいくつもある。それらをじっくり眺めていると、学生さんの意気込みや、熱意、成功したときの喜び、次への意欲が見えてくる。
うまくいかなかったけど強引に結論を持って行くヤツ、淡々と次にチャレンジする（つもりらしい）ヤツ（でも卒業しちゃうよね？）、どうしたいのかよく分からないヤツ、などいろいろ見られて、実はうまくいかなかった掲示の方が面白かったりして。
今までこういう展示発表はしっかり見たことはなかったが、いや、面白いこと面白いこと。また本当に幅広い教育が行われており、こんな高校もあるのだ、ということを知って良かったと思う。
一番上の子が来年高校受験で、岐阜農林を志望している。漠然と「なんとか入って欲しい」と思っていたが、こんな高校なら「おまえ絶対行け！」と言いたくなってしまった。もっともプレッシャーになるから言わない。代わりに「いやー、面白い高校だなぁ！」と盛んに持ち上げておいた。
さてどうなることやら。
