でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

岐阜市加納の天神祭

昨日、今日と、岐阜市加納の天神祭でした。メインは土曜日で、山車の引き回しと、御輿の練り歩き、天神神楽舞踏やしのぶえの奉納です。

山車は明治時代に作られたもので、岐阜市の重要有形民族文化材にも指定されている。名前は「鞍馬車」。からくりは牛若丸が鞍馬天狗の元で修行していたときの人形かと思うのだが、詳細はよく知らない。

自分が子供の頃からあるのは知っていたが、当時はしまってあるだけで、正月や祭りの時にも特に出していなかったように思う。

その山車が数年前から引き出されて、町中を練り歩くようになった。もちろんからくりも上演する。一回り回ってきてから再び神社に戻り、山車とからくりを奉納する。

午後は同じように御輿が練り歩き奉納される。大人御輿と子供御輿があり、私も近づいたら家から飛び出して見させてもらった。

その後は天満神社境内で獅子舞・天神神楽舞踏・篠笛の奉納があった。毎年見ているが、厳粛さと華やかさが混ざっていて、見て飽きないものだ。

祭りの山車や御輿の練り歩き時、祭りの旗が配られる。そこには抽選番号が書いてあって、初日の最後に抽選会がある。これが目当て、というほどのすごい商品があるわけではないが、楽しみの一つには違いない。

二日目は稚児行列や太鼓の奉納、鷽換え神事があるのだが、稚児行列だけ見に出かけた。

稚児より親やじいちゃんばあちゃんの方が多そうだ。でもちゃんと歩ける子は最後まで、御輿を引っ張りながら歩いている。


何ら有名な祭りでもないのだが、地元すぐでやっているし、自治会関係や消防団の方たちなど熱心にやって見える。子供たちの天神神楽も見事で、前々から勤務先の予定表にまで(土日だから仕事に関係ないが)入れて楽しみにしています。今年もしっかりと見られて満足でした。

昨年はもっとあっさり書いているなぁ。
http://d.hatena.ne.jp/assoman/20081019/1224420527