でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

スーパーのツクシ

ツクシといえば初春の風物詩だ。食べ方としては卵とじがポピュラーで、他におひたしなどもある。私も卵とじは大好きである。春先には土手などで大勢の人が摘んでいるのに出くわすが、最近、スーパーでツクシが売られている事がある。

先日、台所にツクシの束が置いてあったので「どうしたの?」と聞くと「スーパーで売っとった」との事だった。確か昨年も農協で売られているのを買った覚えがある。スーパーのツクシは頭は付いた状態で、袴は取られている。長さもだいたい揃っているのだが、果たしてどのようなルートで流通しているのだろうか?

長さが揃っているから栽培されているのだろうか?。でもどうやって?。畑に種(胞子か?)でも蒔けば生えるのだろうか?。でも夏場にスギナが繁殖してしまって困るのではないか?。地下茎でも増えるから、やっぱり「ツクシ畑」として恒久的な土地が確保してあるのだろうか?。それは土手の形をしていたりするのだろうか?。

でも袴はどうやって取るのだろう?。袴取り機なんてものがあるのかな?。それともおばちゃんが一本一本手作業で取るのだろうか?。自分がやった場合かなり時間がかかるから、結構大変そうな割にもらいが少ない内職にも思える。爪も黒くなるし、専用の道具でもあるのだろうか?。

結局普通の人が取るのと同じように、土手に出かけて摘んで、さらに袴取りも手でやるのだろうか?。その割には一束100円など、安すぎるように思う。もしかして輸入品?

謎は深まるばかりであるが、自分で摘んだツクシを食べたのは、もう何年も前のことのように思う。春の風物詩がスーパーの風物詩になってしまった。