これもなくなる規格の話。レーザーディスクのプレーヤーがこの三月末で製造終了になるというニュースが流れていた。ディスクの製造は何年も前に既に終了していたのだが、プレーヤーの方はまだパイオニアが開発メーカーの責任で製造していた。それもついに終わるらしい。
学生の時、友人がプレーヤーを持っているのを見て、当時としてはかなり画質が良いのに感激して、バイトをして買った。その後社会人になってから、ディスクを買い込み、現在80タイトルほど残っているのではないだろうか？
結婚してからは持って行くスペースがなかったので、実家に置いたままだったが、戻ってきて大型テレビを買ったこともあり、先日動作させてみた。機械は無事に動いてくれた。20年ほど前に買った家電で、それなりにメカもあるものが無事動いたので少し驚いた。同じ頃買ったビデオデッキは全く動かなかったのに。
ただし、壊れたらおそらくもう修理してもらえないだろう。そこで、ＤＶＤにダビングしていくことにした。レーザーディスクは片面１時間で、それ以上だと裏表をひっくり返したりディスクを入れ替えたりしないといけないので、結局ほぼ視聴しながらHDDにダビングする必要がある。
取れる時間もなかなかないので、金曜日の夜と土曜日の夜にやることにする。週に２タイトルずつぐらいとして、１年ほどかかるだろう。プレーヤーが故障した場合に備えて、貴重なタイトルからダビングしていかなければならない。その選定にも悩みそうだ。
