スーパーのレジ袋有料化の流れが全国的にあるが、岐阜市では昨年から実施されている。それによると、一枚５円で有料化されているようだ。
自分一人でスーパーに買い物に行くことが少ないものだから、たまに行く時にいわゆる「エコバック」を持って行くことをほとんど忘れてしまう。スーパーに着いてから「あ、バッグが何もない！」と気づくことが多い。
ただ、レジで「レジ袋ください」ということに対する抵抗がない。その最大の理由はコストである。一枚「５円」というのは、過去無料で配っていたときよりは高価なのだろうが、「使用をやめる」という動機につながるような価格ではない。
レジ袋廃止の目的は、地球温暖化防止とかそういう高級なものもあるだろうが、まず単純に「使用量を減らす」ことだと考えれば、一枚あたりもっと高価にしたほうがよいのでは、と思う。一枚50円なり100円なりにしてしまえば、さすがに「今度はもってこなきゃ！」と思わされるし、行動を促す強力な動機づけになる。
なんか、強い「意志」を感じられないレジ袋有料化だ。強力に「減らす」という意志があるなら100円という決断も可能だろうが、「環境もあるし、無駄減らしもあるし、誰にも受け入れてもらわなければいけないし・・・」といういろいろな弱い、いいわけがましい意志の積み重ねが「５円」などという中途半端で「本来の費用負担になっただけ」としか思えない方式につながっているように思う。
ま、とにかく始まっているし、ブログに書き込むほど「印象に残る」動きにはなってきているから、今後はエコバックを持って行くことを忘れないだろうと思う。
