でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

名鉄暗黙のルール(笑)

いつも使う名鉄電車には、特急などでは進行方向を向いた二人掛けシートがある。ある日そんなシートで窓側に座っていて、途中から隣に(通路側に)若い男性が座った。

岐阜方面の名鉄電車の常として、神宮前・金山経由で名古屋に向かううちにだんだん混んできて、名古屋でもっとも混み合い、その先は停車するたびに乗客が降りていき、次第に空いてくる。時間帯によってはガラガラになったりする。

この日も次第に空いてきた。二人掛けシートで周りがガラガラになってきたら、後から座った通路側の人は、空いたシートに移るのが一般的だ。勝手に「暗黙のルール」と考えているが、この日の隣のお兄さんは移る気配がまったくない。

一宮を過ぎた頃から二人席でも空きが出てきて、木曽川笠松と停まるうちに車両内に他にだれもいなくなってしまった。ガラガラなのに二人席で大の男が窮屈そうに座っている図は、端から見たら滑稽か?。それとも別に当たり前か?

「なんでこの兄さん、動かんのかな?」と心の中で思いながらも、奥にいる自分が移動するのも変だ。ということでそのままにしていて、結局岐阜駅まで、そのお兄さんとピッタリ寄り添いながら、一車両を独占してしまった。

岐阜に着いたら、そのお兄さんはどちらが改札かも分からないようだった。いつも使う人には、前方にしか改札がないことは知れ渡っている事なので、このお兄さんは名鉄をあまり利用したことがない人だというのは明らかだ。

ということで、心の中でぶつくさと文句を言いながら帰宅したが、これはすべて私の勝手な思いこみだけに起因することである。たまたま隣に座ったお兄さんには、心の中でどぶついて(←これは岐阜弁か?)しまい、大変申し訳なかった。