１１／２３日、伊自良湖に釣りに行く。自前の釣り竿で行く初めての釣りである。朝６時に出発。母親がちょうど海外旅行に出かけるので一緒に乗せて名鉄駅で降ろし、そのまま伊自良湖まで向かった。近くには走りやすい農道も出来ていて、岐阜から１時間掛かるか掛からないかぐらいである。
到着したらもう多数のボートが湖面に浮かんでいた。餌を買って、オールや救命胴衣を用意し、息子とボートに乗る。手こぎボートを漕ぐのは実は息子の方が得意だ。なので最初は漕いで貰う。
何しろ初めてで指導者もいないので、いくつか失敗もあった。フワフワしたウールや毛布に釣り針が引っかかると、針を切らない限り取れないこと。釣り船が夜露に濡れてビショビショなこと。底には水が溜まるのでスノコが張ってあり、物を広げにくいことなど。防寒が不十分で寒かったこと。まあでも、これらも良い経験だろう。
家族連れで来ている人が結構多い。小学校低学年ぐらいの親子連れもチラホラ見た。竿を複数本出している人が結構多い。他のボートを見ていると勉強になる。あまりジロジロ見るわけにもいかないが。
息子と二人きりなんて最近滅多にない。顔をつきあわせることも少なくなっているので、ちょっと話をするのにはちょうど良い機会だった。寒いから腕相撲をしたり両手で押し合いっこをしたりなどもする。「もっと本気で押してみいや！」なんてやっていると結構楽しかった。
１０時過ぎからは快晴となり青空の下見事な山並みを眺めながら釣りが出来た。成果は残念ながらフナ一匹、ワカサギ一匹、モロコみたいな小さい魚が一匹と振るわなかった。
昼前に船を下りると、ちょうど「伊自良湖紅葉やさい祭り」をやっていた。豚汁が無料である。濃い赤みそ仕立てで、私の好みの味でもあり、なかなかうまい。三杯も貰ってしまった。メインイベントは「やさいビンゴ」みたいだったが、時間がなく、紅葉の伊自良湖を後にした。
