でーれーすげーげー

岐阜県岐阜市に在住です。ブログ名は、岐阜市近辺の方言で、とても感嘆したときに発する言葉です。

香港でショルダーバッグのジョイント金具を買ってきました。

今回の出張の初日、セントレアでチェックインをしているときに驚いたことがありました。長年出張時に使っているショルダーバックの、ショルダーベルトジョイント金具が外れてしまいました。

縁起でもない!と思いましたが、仕方がないので手で持ってその後は行動しました。ホテルに到着したら、スーツケースから結束バンドを3本取り出してつなぎましたが、三本あっても実際にはその中の1本にしか荷重がかからないです。不安定極まりない。

金具ぐらい手に入るだろう、と思ってシンセン・ドンメンのカバン屋に行きましたが、補修部品はほとんどない。数軒回って気づいたのは「カバン修理屋じゃなければダメ」と言うことでした。

シンセンでカバン修理屋を見つけるには百度あたりで検索するのが良さそうですが、ちょっと面倒になっていて放置していました。

そんなとき、香港のサムスイポーに行ったとき、こういう金具を扱う露店がいくつもあることに気づきました。一番多いのは小さなカラビナのような金具ですが、バッグのベルトもいっぱいあります。

そのときは壊れた金具を持っていなかったので、今日、金具を持って再度サムスイポーに出かけました。

金具屋に行っていろいろ物色していると、お店の人が声を掛けてくれたので、壊れたベルトを見せたら、その手の金具がつまった箱をさっそく出してきてくれました。

見るとちょっと小さい。私のカバンは時には 10kg にも達するので、今と同様のごつい金具が欲しい、と思い箱を漁っていると、気に入る大きさの金具が出てきました。

これにしたい、というとさっそくベルトにつけて調整してくれました。思った通りの金具が見つかって良かったー、と思い、料金の30香港ドル(500円ぐらい)を払ってきました。

香港に出かけて帰ってくるお金、約70香港ドルを入れるとずいぶん高いですが、屋台で買えたのがうれしいですね。もし住んでいたら、いろいろな困りごとをここで相談することになるような街なのでしょう。

白酒(ばいちゅう)はやっぱりあかんわぁ。

先日、ローカルスタッフとの飲み会がありました。

その席で出てきたのが、「白酒」。しろざけではなく、バイチュウ。度数の高い、焼酎のような蒸留酒です。

しかし、この日出てきた白酒は、香りが爽やかで飲み味もすっきりしているものでした。度数は45度と高いので、ウイスキーをストレートで飲むようなものです。

これならまだ飲める、と飲んでいたら、もう一本出てきた。そちらは度数52度で、白酒特有の香りがプンプンする代物です。こちらの方が高級なお酒なのですが、この香りははっきり言って苦手です。香り高いお酒、と言われるのですが、んー、そうなのだろうか?

最初の1本目でも散々酔っているのに、さらに強いお酒が出てきてはもうダメでした。途中で記憶がなくなり、気づいたらホテルのベッドの上。しかも胃からはあの白酒の香りがプンプンします。

昔ほど白酒を飲む機会はなくなって来たのですが、久々に飲んで、やっぱりノックアウトされてしまいました。白酒は、まあ、いらんわぁ。

昨日今日と疲れまして

昨日は日記を書く気もなく、今日もあまり長くは書けそうにありません。

いやー、トラブルだらけで疲れた疲れた。ライン監視しながら長く立っているのも疲れる。

お昼はちょっと豪華に、近くのホテルの点心料理を食べに行きました。スイカの模様をした饅頭とか、豆腐の唐揚げとか、エビの点心や小籠包など食べましたが、点心は大体おいしいから良いですね。辛い物もないし。

夜は疲れてホテルの日本料理屋です。ジョッキ生ビールが飲めるのがありがたい。

ではおやすみなさい。明日は夜ローカルスタッフとの飲み会があります (^^)

人次第で良くも悪くもなる

よく考えれば当たり前のことをだらだらと書きそうですが・・・。


出張中は夜は当然外食のため、いろいろな所に食べに行きます。高級そうな店だったり、庶民的な店だったりします。

お気に入りの「北方餃子」は、家族+バイトの兄ちゃん(親戚かも)でやっているような店です。店員さんの制服があるわけでもなく、Tシャツにジーンズのお兄ちゃんが料理を運んだり注文を取ったりしてくれます。それでもこちらの動きに気づいてテキパキと対応してくれます。でも愛想はない。

ホテルの中華レストランは、結婚式なども開催できるような所ですが、店員さんの連携が悪いのか、役割が分業されすぎているのか、声を掛けて要望を聞いてもらったようでも、それがなかなかなされない。最初の注文はすぐ出るのだが、途中からの注文はなかなか出ない。お会計も上の人に頼んでも、担当につながらないので結局忘れられる。いや、忘れられてはいないようだが、担当につながらなくても問題がなさそうな不思議な時間が流れている。

当然、先の店の方がタイミング良く何でもしてもらえるので、よっぽど良い店です。身なりなど関係ないですね。

先日、あるショッピングセンターに行ったときのこと。トイレに行きたいと思って案内に従っていっても、女性用トイレはあるのだが男性用は見当たらない。うろうろしていると、居合わせた女性が、わーわーと中国語で話しかけてきて、指さしながら歩いて行く。男性用トイレはもう一回上にあると言っていて、さらに指さしながら歩いて行くから付いていったら、こっちであっちで、そこにエスカレーターがあるから上がれ!、と30秒ぐらい付き合ってくれた。

どういう人なのだろう?どこかの店員さんではなさそうだし、お客さん?ビルの関係者?

いずれにしろ、親切にエレベーターの乗り場まで教えてくれて、とてもうれしかったです。中国ではこういうことがたまにあるから、なんか良いんだよね。

のんびりホテル

昨日、11月3日の土曜日も出勤したので、今日は一日ホテルでゴロゴロしていました。朝8時にホテルの朝食を食べに出かけて、帰ってきたらもうベッドメイキングが終わっている。

最近はどこの国に行っても、環境保護と銘打って、「シーツ交換が必要なときはこの札をベッドに置いて下さい」などとなっています。毎日替えてもらえなくても良いのですが、週初めの今日は変えて欲しかった。まさかまだだろうと思ってシーツ交換要求札を置いていなかったので、当然シーツは変わっていません。

仕方がないので、札を持ってハウスキーピング控え室に行って交渉。すぐに変えてくれましたが、なんだかなあ。「ベッドメイクしてくれ」というカンバンもありますが、それを掲示していないのに朝8時にベッドメイクするか〜!

というトラブルははありましたが、あとはホテルでネットを見ながらゴロゴロ。豆からひいてくれるコーヒーサーバが一階下にあるので、二度も淹れたり、スマートウォッチの商品を検索したり、ひたすらウェブニュースを見たり。

昨日土曜日は、作業で長時間蹲踞の姿勢だっので、今朝はちょっと足が痛い。仕事後はいつものごとく飲みにいったので、その影響で体がだるい。出かける気もなく、ましてや香港なんて遠い外国!と思いながら、だらーっと過ごしていました。

車事情

前々から荒っぽかった中国の自動車の運転、初めて中国に来たときはタクシーの運転の荒々しさに驚いた物です。その後、初めての中国出張メンバーをタクシーの助手席に乗せて「おお!うわぁ!」と言わせて遊んだりしました。

そんな中国も、車が増えてきたのに合わせて、ちょっと運転事情が良くなってきました。すごいツッコミや押し合いへし合いで鼻先を少しでも突っ込むことは少なくなったような気がしまう。

そもそも車を運転する人が変わりました。女性の運転手を見かけることもずいぶん増えています。また自家用車で通勤しているらしき人は、そこまで荒っぽい運転はしないようです。

自分が乗るのは、タクシーか、ホテルからの送迎車なので、運転手は目的地に用事がなく、連れて行って帰ってくるだけです。いかに短時間に終えるか、が重要なので、やっぱり荒い運転のままなのかも知れません。

一方、自家用車の人は、車を傷つけたくないですし、時間を決めて運転しているでしょうから、それほど荒くはならないのかも。

しかし、それもシンセンという大都会で見ただけの話で、地方では事情が違うかもしれません。また、そうは言っても日本のお行儀の良さよりは荒っぽいには違いありません。

フィリピンやベトナムと比べても、やっぱりまだまだ荒っぽいかなぁ。

インドはどうなのだろう?行ってみたい・・・。

火鍋。うまかった。

昨日の夕飯は6人で火鍋料理に行ってきました。火鍋料理とは中国の鍋料理。どこが発祥かは知りませんが、「回転火鍋屋」もあったりして、こちらではポピュラーな料理です。

「小肥羊」という店はチェーン店であちこちあります。注文もメニューにチェックを入れて渡す方式なので分かりやすいです。

鍋は二つに分かれていて、一方が白湯のようなスープ、もう一方は辛いスープです。ニンニクやネギなどの香辛料はすでに入っています。辛さなどもお好みに出来ます。さらに、それをつけるタレは、別テーブルに置いてある醤油やごまだれと、各種香辛料を自分で調合して作るようになっていました。

羊肉・牛肉が中心で豚肉は使わないようです。他に野菜やトウモロコシ、白菜などあります。調理はとにかくいろいろ突っ込んで、食べ頃になったらタレをつけて食べる。

なかなかうまい!

ということで、食べて飲んでずいぶん楽しみました。「小肥羊(シャオヘイヤン)」は東京にもあるらしいのですが「日本だとすごい高いだろうね・・・」ということで、こちらに来ているからこそ楽しめる味だと思います。

とはいえ、名古屋に楽しめる店があるとこの前教えてもらいました。小肥羊ではないのですが。

その後の「青の衝撃」

中国に行って、青色の物が増えたことに衝撃を受けた記事を書いたのは、2014年5月でした。
http://d.hatena.ne.jp/assoman/20140512/1399910172

青い垂れ幕や青いタクシーに衝撃を受けたのですが、その青いタクシーはいまはすっかり増えて、7割ぐらいが青いタクシーに変わったのではないかと思います。

その青いタクシーの自動車メーカーは「BYD」という会社です。乗ると結構広くて、インジケーターパネルはカッコよく、加速は良いし音は静かです。一緒に出張したN君などは「日本に輸入されているなら買いたいのですけれどね〜」と言っていました。

先日、どこかのウェブ記事で、その「BYD」という会社の記事が載っていました。正式名称は、比亜迪汽車という会社で、元々充電電池の会社だったのが、自動車メーカーを買収して電気自動車を作るようになったそうです。

タクシーばかりではなくバスもBYD社製の物がいっぱい走っています。モーター独特の「ウイーン」という音をさせてバスが走っていく後ろを見ると、大体 BYD です。

そして、なんとこのシンセンが本社なのだとか。IT産業が盛んで新しい街シンセンにふさわしいですね。

ネットで検索すると、2018年度上半期の純利益が大幅減、なんて記事も出てきますが、変化が激しい中国で新しい産業なので、まあ浮き沈みもあるのでしょう。

しかし、いつかは日本でこの手の電気自動車を売って欲しいと思いますね。ただ、割り切りが早い中国市場と違い、何事も慎重でエビデンスに厳しすぎる日本だと難しいかな。

小学生がジャージだったり制服だったり

工場の昼食は、スタッフの行く食堂に出向くのですが、寮の中にあるので、工場の敷地外です。そこまで一般道路を歩いて行きます。

同じ時間、ちょうど小学生の下校(もしくは昼食を家でか?)に重なるらしく、毎日小学生がいっぱい歩いています。その服装が、水色に白で半袖の上下ジャージで統一されています。

これが中国の小学生の標準かなぁ、と思っていたら、ある日、ちゃんとした制服を着ていました。男子は襟付き白シャツとズボンに、ネクタイ代わりの赤のスカーフを巻いて。女子はブラウスと赤スカーフとチェック地のスカートです。

変わるとなったら全員変わるんだなぁ、と思いながら、なんで変わったのだろうと考えていました。何か公式行事でもあるのか、衣替えなのか、体育がない日なのか?

もちろん聞くわけにも行かないので、分からないまま翌日になったら、また全員水色のジャージに戻っていました。

んー、何だろう。公式行事があって地区のお偉いさんが来た、と言うのが妥当かなぁ

杏仁豆腐って・・・

今日は帰りが遅くなったので、ホテルの中華料理屋に行こうとしたら遅い時間なのに異常に混んでいる。料理が出てくるのも遅そうなので、日本料理屋に行きました。

一通り食べて最後のデザートで「杏仁豆腐にしますか? フルーツにしますか?」と言われたので、「中国によく来たけれど、そういえば杏仁豆腐は食べたことがなかったなあ」と思い、杏仁豆腐を頼みました。

出てきたのは、カップに入っていたり、プリンのような盛り付けではなく、冷や奴のような正方形の豆腐が出てきました。上にフルーツが少し乗っています。

食べてみると、固めの牛乳プリンのよう。日本で杏仁豆腐を食べるときの独特な香りはほとんどありません。しかしこれはこれでとてもおいしい。

杏仁豆腐って、なんで「杏仁豆腐」って言うのでしょうね?。もちろん材料や香辛料にある特定の物を使っているのでしょうが、この杏仁豆腐を食べると杏仁豆腐の常識が崩れそうです。

また食べるチャンスが来たら、食べたいですね!

シンセン:覇湖の覇湖城

28日は、人民元をATMから降ろす必要があったのですが、いつものところではない店で降ろしてみるか、ということで午前中に散歩を兼ねて出かけました。

ホテルを出てすぐ、同僚のK君に会ったので一緒に覇湖まで歩きました。覇湖に付いたら「覇湖城に行ってみようか?」ということで久々に行ってみました。

覇湖城は別名「ニセモノ城」というところで、いろいろなブランド物を扱う小口のテナントが山ほど入っています。しかし、どう考えてもほとんどがニセモノばかりです。ロレックスの時計が700元だから日本円で一万円ちょっと、ってそりゃないでしょう。

しかも、値切ればもっと安くなる。まあ、売る方も買う方もニセモノと分かって(売る方はニセモノとは言わないのだが)交渉するので割り切れば問題ありません。

ここに来ると辟易するのは店員がしつこいこと。ビルに入る前から付いてきて「バッグ?時計?財布?安い!安い!」と片言の日本語で話しかけてきます。それ以上しゃべれないので、細かい会話が出来ないのも面倒です。

しかも、そういう売り子の店は大体高い階にあって、エスカレータに何度も乗り直さないといけないです。一度、売り子が先にエスカレータに乗ったので、「バイバイ」と言って乗らずによそに行こうとしたら、飛び降りてきた (^^;。

まあ商売熱心が過ぎてしつこいのには、客も辟易しているのでしょう。覇湖城の中全体に客が少なかったというか、ほとんどいない。今時の観光でニセモノを買って面白がるなんて、あまりないでしょうね。

昨日行った香港のサムスイポーでも、観光客らしい人はほとんどいませんでした。20〜30年前はこういうニセモノを買ったり、屋台で服を買ったりするのを面白がるのはありましたが、最近ははやらないのでしょう。ただ、アクセサリー屋さんは安くてかわいい物がいっぱいありそうだったので良いかも知れません。あ、それは香港サムスイポーの話です。ニセモノ城は、試しに行ってみるのは良いですが、本気でいろいろ探して買うならおすすめしません。

27日土曜日は活動しました。

ビザの関係で一日は香港かマカオに出国しなければいけないので、昨日、香港に行ってきました。

行ったのはサムスイポー、電子街や女性向けの物を売る屋台がいっぱい並んでいるところです。お目当ては香港SIMとLED懐中電灯、そしてモツ煮屋を探すことでした。

モツ煮屋のことは以前書きましたが http://d.hatena.ne.jp/assoman/20170812/1502545765 、今回は、地図を持っていき、効率良く探すことにしました。通った道路に印をつけながら歩いていましたが、やっぱり見つけられない。10年以上昔の事なので、おそらく店をたたんでしまったのでしょう。

他にモツ煮を出してくれる店はありましたが、誰も買っていない。待っている間に次々にお客さんが来て買っていったあの店だからこそ「食べてみたい」と思っていただけに、買う気になりませんでした。

気を取り直して、電子街でSIMを買うことにしましたが、探すまでもなく7〜8軒に1つはSIM屋さん。海外向けSIMをいっぱい売っています。日本においてAmazonで買ったりチャージしたりするより安い。もっともここまで電車賃を使って来ているので、差し引きゼロか返って高いかも。たくさん買えば別ですが。

LED懐中電灯は、香港でわざわざ買わなくてもよいのですが、ついでに買いました。これまたお店はいっぱいあります。そんなに選ばず、「乾電池タイプ」のものをあっさりと購入。

それから思い出したのが、ショルダーバッグのベルト金具のことです。ここはどうやら、チェーンやベルトの材料を売るところもあるようですが、頑丈な物が見当たらないので買いませんでした。

シンセンに戻ってホテルで休んだ後、夜は、最近急に派手になったビルの電飾を見に行きました。最初は歩いて、その後はバスに乗って移動します。

派手に動く電飾のビルが6棟ほど、動かないけれどビル全体を飾っている棟は無数にあります。先週行った訒小平壁画前の広場に行くと、京基100ビルや周辺のビルが電飾だらけで、なかなか派手な眺めです。スマホで撮影している人がちらほらいました。観光地でもないので観光客はいません。

この日は華強路の方までは足を伸ばさなかったのですが、そっちも電飾がすごそうです。次は地下鉄に乗って行ってみることにしますか。

疲れたー

昨日まで予定より早く仕事が進んで、今日は定時に帰ったら上海料理を食べに行こうか!と言っていました。

午後最初に試した試作品が、どうもうまく行かない。うまい説明が付かず、設備のどこをどう直したら良いか分からない。

それから延々といろいろやり続けて、結局夜になっても出来ずじまい。日本にも問い合わせているが、何しろ古い設備なので担当者もすぐに思い出せない。

このまま続けても進まないので、いろいろ準備をして明日またがんばろう、となりました。

実は自分はメイン担当ではないので、他の資料をまとめていたから最も疲れた人手はないのだが、同僚の疲弊感がすごい。

元気づけるとか苦手なので、なんとも出来なかったが、明日はまたがんばろう!と思って入った中華料理屋が混んでいてビールが出てくるのが遅かったが、乾杯!

昔はシメはスイカだったが・・・。

今日は帰りが遅くなった事もあり、ホテルのすぐ近くの日本食レストランで食べていました。お勘定をお願いしたところ、「アイスクリームにしますか?フルーツにしますか?」とサービスのデザートについて聞かれました。

アイスクリームがいい、と言ったら結局「フルーツしかありませんでした」と、メロンが出てきたのですが、それを見て、昔はスイカが最後に必ず出たことを思い出しました。

10年以上前ですが、ローカル食でも、日本食屋でも、会計のため「マイタン!」と声を掛けると、精算が届く前に、すかさずスイカのお皿が登場しました。

イカは日本の物と同じですが、特に何も聞かれることはなく、最後なのでスイカが当たり前、という雰囲気で出てきました。最初のうちは面白くて食べていましたが、そのうちそんなに食べなくなっても、しっかり出てきました。

今は、どこのローカルレストランに行っても、スイカは出ませんね。もちろん勝手に出てくるデザートもないので、中国のサービスも変わってきたのでしょうか?

元々スイカのサービスは南方だけだったと思います。それが廃れてきたのは、中国風おもてなしの衰退なのか、客が望まないなら出さない、といった割り切りが広がったのか、実はスイカ代もしっかり取られていた(最後の付け出し、のような?)のが変わったとか。

どうなのでしょう?

トイレの修羅場

先日、中国のトイレで久々に修羅場を味わいました。

トイレで大の用足しをして、さて水を流そうとすると全然流れない。タンク式でボタンを押すような構造なのですが、押してもスカスカ。全然水が来ていないようです。

さて困った!どうしよう!と思ったものの、過去もこういう経験がありました。水が流れっぱなしでタンクに全然たまっていなかったこともあります。そういうときのために、中国のトイレでは手洗い場の横に溜めマスやバケツがあり、汲むための赤い手桶があるのが普通です。

今回も「どこかにあるはずだ」と思って見てもどこにもない。一瞬焦ったものの、掃除用の蛇口につながるホースを見つけました。

「これで流したれ!」と思うものの、ホースをトイレに持っていくと蛇口に届きません。やむを得ない。床をぬらしながら、便器にホースで水を流し込み、無事に処理をしました。

どうせ掃除した後はビショビショになるはずだし、まあ許されるだろう、ということで水を止めて、すぐに退散してきました。ちなみに、上水が不具合でも、下水は問題なく使えることが普通です。

久々のトイレの修羅場。過去、水が出ないときは多々ありましたが、ホースで流したのは初めてかもしれません。他に、屋外で見つけたトイレがボロボロで、洋式便座がひどく汚れているときに、「便座の上に乗ってしゃがめば良い!」でしのいだこともあります。

洋式便座の上に足で乗ってしゃがむのは「トイレの禁止事項」のイラストなどにあり、「こんな使い方する人はいるのか?」とネットの笑い話になったりしています。しかし実は、いざというときに「その手があるのか!」と気づかせてくれるものなのです。

あなたが大急ぎで飛び込んだトイレの便座に、もし足跡が付いていたら、あなたも同じ事をするのが賢明な方法だと思いますよ。